最近、家でテレビやゲームを楽しむ時間が増え、音響環境を見直す人が急増しています。しかし、人気のBluetoothネックスピーカーを使ってみて、こんな不満を持ったことはありませんか?
「ドラマのセリフと口の動きが微妙にズレていて気持ち悪い」
「FPSゲームで敵の足音が遅れて聞こえる」
「いざ使おうと思ったら充電が切れていた」
「Bluetoothのペアリング設定が面倒くさい」
もし一つでも当てはまるなら、解決策は**「有線ネックスピーカー」**にあります。
「今さら有線?」と思われるかもしれませんが、実はガジェット好きの間では**「遅延ゼロ」「充電不要」「圧倒的コスパ」**という最強のメリットを持つ選択肢として再評価されています。特に3,000円〜5,000円台で買える安いモデルでも、数万円の高級ワイヤレス機より快適なケースも多々あります。
この記事では、あえて今「有線」を選ぶメリットと、失敗しない安いモデルの選び方を徹底解説します。
記事のポイント4つ
- 有線ならFPSゲームや映画の「音ズレ」が物理的に発生しない
- イヤホンジャックに挿すだけなので、機械が苦手でも使える
- バッテリー非搭載のモデルなら、本体が非常に軽く肩が凝らない
- 高級機(ソニー等)と安いモデルの違いを知って賢く選ぶ
ネックスピーカーを有線で使うメリットとテレビ・ゲームでの実力

なぜ、ワイヤレス全盛の時代に「有線」が選ばれるのでしょうか。その理由は、無線技術がどうしても超えられない「物理的な壁」を、有線なら簡単にクリアできるからです。ここでは具体的なシチュエーション別のメリットを深掘りします。
テレビ視聴やゲーム(Switch/PS4)でも音ズレ・遅延ゼロ
有線ネックスピーカー最大のメリットは、**「遅延(レイテンシー)が物理的に存在しない」**ことです。
Bluetooth接続のネックスピーカーは、音声をデジタルデータに圧縮して飛ばすため、どうしても0.1秒〜0.2秒程度の遅延が発生します。音楽を聴くだけなら問題ありませんが、以下のシーンではこの「コンマ数秒」が致命的になります。
- テレビ・映画鑑賞:俳優の口の動きとセリフが合わない(リップシンクずれ)。バラエティ番組でツッコミの音が遅れる。
- ゲーム(FPS・音ゲー):『Apex Legends』や『スプラトゥーン』で、撃たれた音が遅れて聞こえる。『太鼓の達人』などのリズムゲームが成立しない。
高価なBluetoothモデルでは「低遅延コーデック(aptX LLなど)」を採用してズレを軽減していますが、それでもゼロにはなりません。対して有線接続は、電気信号がそのまま伝わるため遅延はゼロです。
特にNintendo SwitchやPS4/PS5のコントローラーに直接ケーブルを挿せる環境であれば、高価なワイヤレス機器を買うよりも、数千円の有線ネックスピーカーの方が圧倒的に快適なプレイ環境を構築できます。
イヤホンジャックがあれば誰でも簡単に有線接続できる
「設定が難しい」というのもワイヤレス機器の大きなハードルです。
Bluetoothの場合、ペアリングモードにして、機器を検索して、認証して……という手順が必要で、接続が不安定になると再設定が必要になることもあります。
一方、有線ネックスピーカーの接続方法は**「イヤホンジャックにプラグを挿すだけ」**です。
- テレビ:テレビ側面のヘッドホン出力端子に挿す。
- スマホ・タブレット:イヤホンジャック(または変換アダプタ)に挿す。
- ゲーム機:コントローラーのジャックに挿す。
これだけで確実に音が出ます。「機械に弱い両親にプレゼントしたい」という場合、トラブルの少ない有線タイプを選ぶのが正解です。テレビのリモコンで音量操作ができる機種も多く、直感的に扱えるのも大きな魅力です。
充電不要の「有線専用」か「有線・無線両方」対応か
ネックスピーカーには大きく分けて2つのタイプがあります。
- 完全有線タイプ(バッテリー非搭載)
- 有線・無線(Bluetooth)両対応タイプ
「安い」を追求する場合、1の完全有線タイプや、USB給電タイプのゲーミングモデルが候補に入ります。これらの最大のメリットは**「充電がいらない」**ことです。「映画を見ようと思ったら電池切れだった」というストレスから完全に解放されます。
一方で、2の両対応タイプは、普段はスマホとBluetoothで繋ぎ、ゲームをする時だけ付属のオーディオケーブルで有線接続するという使い分けが可能です。3,000円〜5,000円前後の「格安ネックスピーカー」の多くは、実はこの「両対応(AUX入力付き)」であることが多いです。
タイプ別比較表
| 特徴 | 完全有線タイプ | 両対応(AUX付きBluetooth機) |
| 価格相場 | 2,000円〜15,000円 | 3,000円〜8,000円 |
| 充電 | 不要(またはUSB給電) | 必要(有線使用時も電源ONが必要な場合あり) |
| 重量 | 非常に軽い | バッテリー分重くなる |
| 用途 | ゲーム、PC、テレビ固定 | 通勤、家事、たまにゲーム |
長時間使用でも疲れにくい「軽さ」は有線ならでは
ネックスピーカー選びで意外と見落としがちなのが「重量」です。首や肩に乗せるデバイスなので、重いと30分で肩が凝ってきます。
Bluetooth搭載機はバッテリーや通信チップを内蔵するため、どうしても重くなります(約250g〜300g前後が多い)。しかし、バッテリーを持たない有線専用モデルであれば、100g〜200g以下という驚異的な軽さを実現できます。
特に長時間RPGをプレイしたり、映画を2〜3本連続で観るようなヘビーユーザーにとって、この「軽さ」は音質以上に重要なスペックとなります。
ネックスピーカー有線で安いおすすめ機種とソニー等の比較

ここからは、実際に購入を検討する際に候補となるモデルや、選び方の基準について解説します。特に「安い」というキーワードを重視し、コストパフォーマンスに優れた選択肢を提案します。
コスパ重視!5000円以下で買える有線おすすめモデル
5,000円以下で「有線接続できる」ネックスピーカーを探す場合、以下の2パターンから選ぶのが賢い方法です。
1. AUX(外部入力)端子付きの格安Bluetoothスピーカー
Amazonなどで3,000円〜4,000円前後で販売されている海外製ネックスピーカーの多くには、「AUX」や「3.5mm Audio In」という端子がついています。
これらは本来Bluetoothスピーカーですが、付属のケーブルを使えば有線スピーカーとして機能します。
- メリット:普段はスマホで無線、ゲーム時は有線と使い分けられる。
- 注意点:有線接続時も電源をオンにする(バッテリーを消費する)仕様の機種が多いです。
2. ゲーム周辺機器メーカーのヘッドセット代用品(HORIなど)
ゲーム周辺機器メーカーからは、ボイスチャット用に首掛けタイプのデバイスが発売されていることがあります。これらはコントローラーへの有線接続を前提としているため、非常に安価で軽量です。
- おすすめの探し方:ECサイトで「ゲーミング ネックスピーカー 有線」と検索すると、数千円台のモデルが見つかりやすいです。
人気のソニー製などの高級機と安い有線モデルの違い
「ネックスピーカー 有線 ソニー」で検索される方も多いですが、現在ソニーのラインナップ(SRS-NS7、SRS-NB10など)はワイヤレスが主力で、価格も15,000円〜30,000円クラスです。
では、数千円の安い有線モデルと、数万円のメーカー製は何が違うのでしょうか?
主な違いは「音の立体感」と「マイク性能」
- 音の立体感(サラウンド)
- 高級機:ソニーやパナソニック(SC-GN01など)は、4つのスピーカーを搭載し、音が頭の周りを回るような「立体音響」を実現しています。FPSゲームで敵の位置を把握したいなら、少し予算を足してもこちら(特にパナソニック SC-GN01は有線接続の傑作)を選ぶ価値があります。
- 安いモデル:基本はステレオ(左右2ch)です。テレビの音が耳元でハッキリ聞こえる、という用途には十分ですが、映画館のような迫力までは期待できません。
- マイク性能(ノイズキャンセリング)
- テレワークで使う場合、安いモデルは生活音(キーボード音や環境音)を拾いやすい傾向があります。
結論として:
「テレビの音を聴きやすくしたい」「RPGやアクションゲームを遅延なく遊びたい」という目的であれば、安い有線モデルで十分満足できます。
参考リンク:パナソニック ゲーミングネックスピーカー SC-GN01(公式)
※「有線 ゲーミング」の決定版として比較対象に必ず挙がるモデルです。
100均(ダイソー)に有線ネックスピーカーはある?
「できるだけ安く済ませたい」と考えた時、真っ先に思い浮かぶのがダイソーなどの100円ショップです。
2025年現在、ダイソーでは500円〜1,000円(税抜)で「Bluetoothネックスピーカー」や「Bluetoothスピーカー」が販売されています。
しかし、「有線接続できるネックスピーカー」は、現時点ではほぼ取り扱いがありません。
ダイソーのBluetoothスピーカーの一部にはSDカードスロットなどはありますが、AUX入力端子を備えたモデルは稀です。また、遅延の大きい古いBluetooth規格を採用していることが多いため、テレビやゲーム用途としては「音ズレ」が気になり推奨できません。
「とにかく安く有線を」と考えるなら、100均で探すよりも、Amazonや楽天で2,000円〜3,000円クラスの「AUX対応モデル」を探す方が、結果的に安物買いの銭失いにならずに済みます。
リビングで使うなら「延長コード」も合わせて準備しよう
有線ネックスピーカーをテレビで使用する場合、最大のネックになるのが**「ケーブルの長さ」**です。
多くの製品に付属しているオーディオケーブルは1.0m〜1.5m程度です。これではテレビの目の前に座らなければならず、リビングのソファでくつろぐことができません。
そこで必須アイテムとなるのが**「ステレオミニプラグ延長コード(延長ケーブル)」**です。
- 長さの目安:テレビから視聴位置までの距離+1メートル程度の余裕を持つのがおすすめ(3m〜5mなど)。
- 選び方:100均でも購入可能ですが、あまりに細いケーブルは断線やノイズの原因になります。家電量販店やAmazonで数百円で買える、少し太めのしっかりしたものを選ぶと音がクリアになります。
- 注意点:マイク機能も使いたい場合(ゲームのボイスチャットなど)は、「4極」対応のケーブルが必要です。テレビを聞くだけなら一般的な「3極」でOKです。
これ一本用意するだけで、有線ネックスピーカーの「ケーブルが邪魔、届かない」というデメリットを一気に解消でき、快適なリビング視聴環境が完成します。
まとめ:ネックスピーカーは有線で安いモデルこそ使い勝手抜群
最新のワイヤレス機器は魅力的ですが、テレビ視聴やゲームといった「映像と音がリンクする」エンターテインメントにおいては、古き良き**「有線接続」**こそが最強のソリューションになり得ます。
今回のおさらい
- 遅延ゼロ:ゲームやテレビの口パクズレが気になるなら有線一択。
- コスパ最強:3,000円〜5,000円のモデルでも、目的(音ズレ解消・聞き取りやすさ)は十分に達成できる。
- セットアップ:イヤホンジャックに挿すだけ。延長コードを活用すればリビングでも快適。
- 選び方:「有線専用」か「AUX端子付きBluetooth機」を探すのが近道。
特に、「夜遅くに大きな音を出せないけれど、ヘッドホンは耳が痛くなるし蒸れる」という方にとって、軽量で安価な有線ネックスピーカーは、生活の質を劇的に向上させる隠れた名機となるはずです。まずは手頃な一台から、ストレスフリーな視聴環境を試してみてはいかがでしょうか。
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