ネックスピーカーはダイソーにある？スリコや1000円イヤホンと比較

2025年12月7日

「家事をしながらテレビの音を聴きたい」「耳を塞がずに音楽を楽しみたい」

そんな時に便利なのがネックスピーカー（ウェアラブルスピーカー）です。ソニーやシャープなどの有名メーカー製は1万円以上することも珍しくありませんが、**「もしかしてダイソーなら安く売っているのでは？」**と考えたことはないでしょうか？

100円ショップのダイソーは、今や「ダイソー電器」と呼ばれるほどデジタルガジェットが充実しています。1000円のワイヤレスイヤホンや700円のスピーカーが話題になる中、ネックスピーカーの取り扱いはどうなっているのでしょうか。

この記事では、ダイソーでのネックスピーカーの販売状況や、よく比較されるスリーコインズ（3COINS）製品との違い、そして店頭で見つからない場合の「コスパ最強の代用品」までを徹底的に解説します。

この記事のポイント

ダイソーと100均におけるネックスピーカーのリアルな在庫・販売状況
比較されやすい「スリコ（3COINS）」のネックスピーカーとのスペック・価格の違い
ダイソーの人気商品「700円スピーカー」や「1000円イヤホン」との実力比較
テレビやスマホなど、用途別に見るあなたに本当に合う格安オーディオ機器の選び方

ダイソーのネックスピーカーと100均オーディオの実力・評判

まずは、多くの人が気になっている「ダイソーにネックスピーカーは売っているのか？」という疑問から解消していきましょう。そして、ダイソーの強力なオーディオラインナップと比較して、本当にネックスピーカーが必要なのかを検証します。

ネックスピーカーは100均ダイソーで買える？在庫と価格を調査

結論から申し上げますと、執筆現在、ダイソーの店舗で「ネックスピーカー」として販売されている商品は非常に稀、あるいは在庫がないケースがほとんどです。

インターネット上の検索では「ネックスピーカーダイソー」「ネックスピーカー 100 均」というキーワードで多くの人が探していますが、実際に店舗の電気小物コーナーに行くと、並んでいるのは以下の商品であることが多いです。

防滴Bluetoothスピーカー（600円〜1000円）
レトロ調ブルートゥーススピーカー（700円）
サウンドバータイプのスピーカー（700円）

かつては一部の店舗や時期によって、首掛け式のファン（扇風機）や、類似形状のグッズが販売されていたことから混同されやすいですが、「肩に乗せて音を聴くスピーカー」としての定番在庫はダイソーには確立されていないのが現状です。

もし「1000円程度でネックスピーカーが買える」という情報を目にした場合、それはダイソーではなく、後述する3COINS（スリーコインズ）や、ゲオ（GEO）、またはAmazonなどの格安中華ブランド製品の情報の可能性が高いです。

ただし、ダイソーの商品開発スピードは凄まじいため、今後「1000円ネックスピーカー」が突然登場する可能性はゼロではありません。最新の在庫状況は、公式のネットストアでも確認することをおすすめします。

DAISO（ダイソー）ネットストアはこちら

話題のダイソー700円スピーカーと比べて音質はどう違う？

ネックスピーカーを探している方の多くは、「手元でテレビの音を聴きたい」「スマホのスピーカーより良い音で聴きたい」という目的を持っています。そこで比較対象として挙がるのが、ダイソーの大ヒット商品**「ブルートゥーススピーカー（ミニサウンドバータイプ）」**です。価格は700円（税込770円）です。

もし、あなたが「移動しながら聴く」のではなく、「デスクやキッチンに置いて聴く」のであれば、ネックスピーカーよりもこの700円スピーカーの方が満足度は高いかもしれません。

【ネックスピーカー vs ダイソー700円スピーカー比較】

特徴	ネックスピーカー（一般的特徴）	ダイソー 700円スピーカー（サウンドバー）
価格帯	2,000円〜（他社格安品）	770円（税込）
装着感	首にかける（軽い負担あり）	置くだけ（負担なし）
音の聞こえ方	耳元で包まれる感覚	前方から音が届く
移動	装着したまま部屋移動OK	定位置に置く必要あり
音質（低音）	小型のため低音は弱め	筐体が大きく低音が比較的出る
用途	家事、散歩、深夜のテレビ	デスクワーク、PCスピーカー代わり

ダイソーの700円スピーカーは、その価格からは想像できないほどしっかりとした音量が出ます。もちろん数万円のオーディオ機器には及びませんが、「スマホの音がシャカシャカして聴きにくい」という悩みは十分に解決してくれます。

「首にかける」ことにこだわりがないのであれば、まずはこの700円スピーカーを試してみるのも賢い選択です。

テレビ視聴の遅延は気になる？Bluetooth接続の注意点

ダイソー製品に限らず、格安のワイヤレスオーディオ機器を購入する際に最も注意したいのが**「遅延（音ズレ）」**です。

特に「テレビの音声を飛ばして手元で聴きたい」という用途の場合、映像と音声がズレてしまうと非常にストレスを感じます。これにはBluetoothの「コーデック」という規格が関係しています。

SBC: 標準的な規格。遅延が大きく、口の動きと声がズレて見えることが多い。（100均や格安製品はほぼこれ）
AAC: iPhoneなどで使われる高音質規格。遅延はSBCよりマシだが、まだ感じる。
aptX LL / Adaptive: 低遅延規格。テレビ視聴に向いているが、対応機器は高価。

ダイソーや3COINSなどの低価格帯（1000円〜2000円クラス）の製品は、基本的に**「SBC」コーデック接続**となります。

音楽やラジオ（Podcast）を聴く分には全く問題ありませんが、「ニュース番組のアナウンサーの口の動き」や「ドラマのセリフ」、「リズムゲーム」などでは、コンマ数秒の遅延が気になる可能性が高いです。

「テレビ用に安く済ませたい」と考えている場合は、この遅延のリスクを理解した上で購入するか、後述する「有線イヤホン」を選択肢に入れることを強くおすすめします。

ダイソーでネックスピーカーが売ってない時の対処法とおすすめ代用品

「やっぱり首にかけるタイプが欲しい」「ダイソーには売っていなかった」

そんな時に次にチェックすべきお店と、ダイソーで買える「ネックスピーカー以外の最強の選択肢」をご紹介します。

比較対象はスリコのネックスピーカー！説明書や使い勝手の違い

ダイソーと比較されることが多いのが、300円ショップの3COINS（スリーコインズ）、通称「スリコ」です。

実は、スリコには明確に「ワイヤレスネックスピーカー」という商品ラインナップが存在します（時期により在庫変動あり）。

【スリーコインズネックスピーカーの特徴】

価格: 2,000円〜2,500円（税抜）程度
デザイン: パステルカラーやマットな質感など、女性も使いやすいデザイン
機能: Bluetooth接続、マイク内蔵（ハンズフリー通話対応）、MP3再生機能（microSDカードスロット）がついているモデルもある

「ネックスピーカースリコ」で検索する人が多いのは、この入手性の良さとデザイン性が理由です。ダイソーにはない強みとして、スリコは**「日本語のパッケージとわかりやすい説明書」**がしっかり付属している点が挙げられます。

スリコ製品のペアリング方法（一般的な例）:

電源ボタンを長押しして「ペアリングモード」にする（LEDが点滅）。
スマホやテレビのBluetooth設定画面を開く。
デバイス名（「Music Neck Speaker」や型番など）を選択してタップ。
「接続済み」となれば完了。

説明書を失くしてしまった場合でも、スリコの公式サイト（PAL CLOSET）の商品ページでマニュアルを確認できることがあるのも安心ポイントです。

「どうしてもネックスピーカーが良い」という場合は、ダイソーを探し回るよりも、まずは3COINSをチェックするか、オンラインショップを確認するのが近道です。

3COINS（スリーコインズ）公式通販サイト PAL CLOSET

代用品ならダイソーのワイヤレスイヤホン！1000円モデルはどれがいい？

「ネックスピーカーが見つからないなら、いっそワイヤレスイヤホンでもいいか」

そう切り替えられるなら、ダイソーは**「完全ワイヤレスイヤホン（TWS）」の宝庫**です。

特に1000円（税込1100円）シリーズは、発売当初「価格破壊だ」とネットを騒がせました。現在では複数のモデルが展開されており、「ダイソーワイヤレスイヤホンどれがいい？」と迷う人も多いでしょう。主なモデルを比較してみます。

モデル名	特徴	おすすめユーザー
TWS001 / G273	初代モデル。バランス型だがボタンが物理式の場合が多い。	とにかく安く試したい人
TWS002 / Touch	タッチセンサー搭載。見た目がシンプルでAirPodsに近い形状も。	操作性を重視する人
DG036-01	最新モデル等はバッテリー持ちが向上。ケースがコンパクト。	持ち運び重視の人
ANC搭載モデル	1500円〜2000円。ノイズキャンセリング機能付き。	カフェや電車で集中したい人

「ダイソーワイヤレスイヤホン1000円」の選び方のコツ：

耳を塞ぎたくない（ネックスピーカーのような開放感が欲しい）場合は、カナル型（耳栓タイプ）ではなく、**インナーイヤー型（耳の穴に軽く引っ掛けるタイプ）**を選びましょう。ダイソーのパッケージには形状が記載されていますので、ここをチェックするのがポイントです。

音質に関しては、1000円としては十分すぎるレベルです。「低音がズンズン響く」とまではいきませんが、ボーカルの声はクリアに聞こえるため、YouTube視聴やラジオ聴取には最適です。

充電不要で高音質！ダイソーのタイプC有線イヤホンも侮れない

最後に紹介するのが、実は最も高音質で、遅延の悩みから解放される**「有線イヤホン」**という選択肢です。

最近のスマホはイヤホンジャックがない機種が増えていますが、ダイソーには**「USB Type-C接続の有線イヤホン」**が売られています。価格は500円〜700円程度です。

ダイソー Type-Cイヤホンの隠れたメリット：

DAC（デジタル・アナログ・コンバータ）内蔵:スマホのデジタル信号をイヤホン側でアナログに変換するため、ノイズが少なくクリアな音が楽しめます。
遅延ゼロ:有線なので、Bluetoothのような音ズレは物理的に発生しません。リズムゲームや映画鑑賞には最強の選択肢です。
充電不要:「使いたい時に充電が切れていた」というワイヤレス特有のストレスがありません。

ネックスピーカーを探している理由が「Bluetoothの設定が面倒」「充電が面倒」というものであれば、あえてこの有線イヤホンを選ぶことで、ストレスフリーな環境が手に入るかもしれません。

マイク付きのモデルを選べば、Web会議や通話にもそのまま使用可能です。パッケージに「DAC内蔵」「マイク付き」と書かれているかを必ず確認して購入しましょう。

まとめ：ネックスピーカーはダイソーかスリコか、用途で選ぼう

「ネックスピーカーダイソー」で検索したあなたへ、現状の答えと最適な選択肢をまとめます。

ダイソーでのネックスピーカー入手は困難：現状、定番商品としてはラインナップされていません。売っているのは「Bluetoothスピーカー」の可能性が高いです。
ネックスピーカーなら「スリコ」か「ネット通販」：2000円〜3000円の予算があれば、3COINSやAmazonでしっかりとした首掛けスピーカーが手に入ります。
据え置きでいいなら「ダイソー700円スピーカー」：音量も十分でコスパは最強クラスです。
個人で聴くなら「ダイソーのワイヤレス/有線イヤホン」：1000円のTWSイヤホンや、遅延のないType-C有線イヤホンは、ネックスピーカーの代わりとして十分に機能します。

「どうしても首にかけたい」のか、それとも「安く快適に音を聴きたい」のか。

ご自身の目的に合わせて、ダイソーやスリコのガジェットを賢く使い分けてみてください。まずは近所のダイソーで、進化し続けるオーディオコーナーを覗いてみてはいかがでしょうか。

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