Soundcore P40iとLiberty 4、どちらが自分に合う?
Ankerの完全ワイヤレスイヤホンは、1万円以下のエントリー機から“全部入り”のフラッグシップまで幅広くそろっています。
本記事では2024年4月発売のSoundcore P40iと、2022年10月発売のSoundcore Liberty 4を項目別に詳しく比較し、あなたに最適な1本を導きます。Anker Japan コーポレートサイトAnker Japan コーポレートサイト
製品スペック比較表【最新版】
項目 | Soundcore P40i | Soundcore Liberty 4 |
---|---|---|
メーカー | Anker | Anker |
発売日 | 2024 / 4 / 9 | 2022 / 10 / 27 |
価格 | 約7,990円 | 約14,990円 |
ドライバー | 11 mmダイナミック | 9.2 mm+6 mm同軸(A.C.A.A 3.0) |
ノイズキャンセリング | ウルトラNC 2.0 | ウルトラNC 2.0 |
再生時間 | 12 h+ケース60 h | 9 h+ケース28 h |
急速充電 | 10 分で約5 h | 15 分で約3 h |
対応コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC/LDAC |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
マルチポイント | ◯ | ◯※LDAC併用不可 |
防水 | IPX5 | IPX4 |
カラー | 黒/白/紺/紫(4色) | 黒/白/青/金/赤(5色) |
重量 | 約5 g(片耳)/58 g(ケース) | 約6 g/55 g |
マイク | 6基+AIノイズリダクション | 6基ノイズリダクション |
アプリ機能 | HearID・EQ・ゲーム/ムービーモード | HearID・EQ・3Dオーディオ・心拍計 |
その他 | スマホスタンド付きケース・Qi充電 | 空間オーディオ・感圧センサー |
Amazon評価* | ★4.4(4,391件) | ★4.5(14,559件) |
*2025年5月25日時点のAmazonレビューを集計。
出典:公式ストア・プレスリリース・Amazon商品ページほか。詳細は各節で引用。


音質&ノイズキャンセリングを聴き比べ
P40i|11 mmダイナミックでパンチある低音
大型ドライバーとBassUp™テクノロジーの組み合わせで低域の押し出しが強め。最新チューンのおかげで中高域の濁りも抑えられ、価格帯を超えるバランスです。
Liberty 4|同軸2ドライバーで立体的な解像度
独自構造A.C.A.A 3.0により、低域の量感とボーカルのクリアさを両立。LDACハイレゾにも対応し、情報量は一枚上手です。
ノイキャン性能
両機とも自動最適化するウルトラNC 2.0を搭載。上位測定ではLiberty 4のほうが中低域の減衰量がわずかに高いものの、P40iも価格を考えれば極めて優秀というレビューが多く見られます。
バッテリー&充電ケースの使い勝手
- P40i:業界トップクラスの最大60時間再生。10分充電→5時間再生で「朝の支度中に急速チャージ→帰宅まで安心」の運用が可能です。
- Liberty 4:ケース込み28時間でも一般的には十分。15分充電→3時間の急速チャージ対応。Qiワイヤレス充電も搭載。
さらにP40iはケースがスマホスタンドになるギミック付きで、動画視聴時に便利です。
アプリ機能と付加価値
機能 | P40i | Liberty 4 |
---|---|---|
HearIDパーソナライズ | ◯ | ◯ |
イコライザー | 9バンド | 9バンド |
空間/3Dオーディオ | – | ◯ |
ゲームモード | ◯(低遅延) | – |
ヘルスモニタリング | – | ◯(心拍・姿勢) |
P40iのゲームモードでは遅延が大幅に低減。RTINGS測定でもLiberty 4 NCより優秀というデータがあります。動画・ゲーム派なら大きなメリットです。RTINGS.com
一方Liberty 4の3Dオーディオ+ヘルス機能は、音楽鑑賞とライフログをまとめて行いたいユーザーに唯一無二の訴求力があります。
接続性と対応コーデック
- 両機ともBluetooth 5.3+マルチポイントで2台同時待受けOK。
- Liberty 4注意点:LDAC使用時はマルチポイントが無効になります。ハイレゾを優先するか、同時接続を優先するか購入前に確認しましょう。
防水・耐久・持ち運び
指標 | P40i | Liberty 4 |
---|---|---|
防水等級 | IPX5:雨や汗により強い | IPX4:生活防水レベル |
片耳重量 | 約5 g | 約6 g |
ケース重量 | 58 g | 55 g |
アウトドアやワークアウト中心ならワンランク上の防水性能を持つP40iが安心。

使用シーン別おすすめモデル
シーン | 推奨モデル | 理由 |
---|---|---|
通勤・通学・テレワーク | P40i | 長時間バッテリー+スマホスタンドケースで動画視聴に強い |
ハイレゾ音源・高音質重視 | Liberty 4 | LDACとA.C.A.A 3.0による高解像度再生 |
ゲーム・動画の音ズレ回避 | P40i | ゲームモードで低遅延(iOS/Androidとも好成績) |
健康管理も兼ねたい | Liberty 4 | 心拍数・姿勢リマインダーなどのヘルスモニタリング |
雨天・スポーツ利用 | P40i | IPX5防水で汗や急な雨にもより強い |

購入先とお得情報
- Amazon:P40iは★4.4/約4,400件、Liberty 4は★4.5/約14,500件と高評価。タイムセールで15~20%OFFになることが多いので“ほしい物リスト”登録がおすすめです。
- Rentioレンタル:Liberty 4を1週間試して購入可。実際に3Dオーディオや装着感をチェックできます。
- ガジェット系ブログ(カジェログ・マクリンなど):実機写真付きレビューが豊富でフィット感や音質の詳しいインプレが得られます。
よくある質問(FAQ)
Q. LDACとマルチポイントを同時に使えないのはなぜ?
A. 帯域幅の制約で同時伝送が難しいため。LDAC優先時は片方の端末を切断する仕様です。
Q. P40iのゲームモードはどのくらい低遅延?
A. RTINGSの計測ではLiberty 4 NC比で顕著に低く、動画視聴でも口パクずれが気にならないレベルです。
Q. ANCの効きは価格差ほど違う?
A. 実測ではLiberty 4が若干優秀ですが、P40iも交通機関内で十分実用になる遮音性能が確認されています。
まとめ
- コスパ重視ならP40i:7,990円でノイキャン・マルチポイント・Qi充電・最長60h再生という“全部入りライト”。
- 音質&機能重視ならLiberty 4:LDAC+3Dオーディオ+ヘルス計測で多機能。ハイエンド機に匹敵する内容が1.5万円で手に入る。


どちらも確かな完成度を誇るため、「何を優先したいか」を明確にして選べば失敗しません。既存のSoundcoreシリーズ比較記事や“失敗しないイヤホン選びガイド”も合わせてご覧ください。
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